令和3年度墨田区議会定例会9月議会が9月10日に開催された。
会議では、入札仕様書に関する問題が議題の中心として取り上げられた。大瀬康介議員は、教育委員会で指定された機器が販売中止になっている理由について、ネットワーク時代に適応していないことを指摘した。この問題には、サイバーセキュリティに対する意識も影響していると考えられている。大瀬議員は、「もし古い機器が使われ続けた場合、それがハッカーの標的にされる危険性がある」と警告した。さらに、区長と教育長に対し、サイバーセキュリティに関する研修の実施状況について質問を行った。
区長の山本亨氏は、入札仕様書の作成において、同型機器指定の理由は「運用面での懸念を避けるため」と説明した。教育長の加藤裕之氏も同様の見解で、今後は最新のセキュリティの観点も考慮すると述べた。