令和元年度定例会6月議会が、墨田区議会で開かれた。
議会は、令和元年6月13日午後1時に開会した。議長の田中邦友君が進行を務め、議会期間を7月5日までの23日間と定めた。出席議員は全ての議員が出席し、問題なく議事が進行した。
議会では、山本亨区長が自らの所信表明を行った。所信表明では、令和元年度の区政運営に対する考えが示された。区長は、満足のいく結果を出すために努力したいと強調した。今後の具体的な施策に関しても触れ、子供や高齢者、外国人観光客の施策の重要性を訴えた。
山本区長は、待機児童の解消や、区内産業を支えるための取り組みを続けることで、「暮らし続けたい、働き続けたい、訪れたいまち」を実現する意向を示した。特に、保育定員の拡大や地域資源の活用が目標とされている。これに対し、しもむら緑君や坂井ユカコ君からも賛同の意見が出た。
続いて、高野祐次君が副区長に就任したことが報告された。高野氏は、再任となるが責任の重さを感じつつ、区長を補佐する意向を示した。また、高橋正利君が監査委員に就任した際にも、厳しい財政状況下での区役所の健全性を監視していく旨が述べられた。