令和6年5月29日、墨田区議会にて定例会招集議会が開催された。
本会議では、会期が337日間と設定され、議題が数多く提案された。
それに伴い、常任委員会と議会運営委員会の選任も行われ、議員たちの役割が明確化されることとなった。
特に注目されるのは、特別委員会の動議である。
放課後対策・情緒障害児等支援対策特別委員会や公園の在り方調査・災害対策特別委員会、異常気象への対策や公園づくりなどに関する調査結果を踏まえ、これらを廃止する動議が出された。
墨田区議会議長の福田はるみ氏は「所期の目的が達成された」と強調し、今後の方針について説明した。
また、自治体DX調査特別委員会の廃止提案もあり、議員たちはこの重要なテーマについても議論を行った。
この動議も承認され、新たな特別委員会が設置されることとなった。
この新たな特別委員会は、災害対策やDX活用に重点を置いている。
会議では、議長辞職や後任選挙についても議論された。
福田氏は辞職許可を求め、全員の賛意を得て退任。
後任となる佐藤篤氏が、円滑な議会運営を受け継ぐことが確認された。
新たに設置された特別委員会は、地域公共交通等に関する調査委員会や議会改革・広報改革に関する委員会である。
これにより、墨田区の課題に対し、議会の一層の活動が期待される。
最後に、山本亨区長からは、議会運営への協力への感謝が表明され、地域の子育て支援の取り組みが紹介された。
議会の円滑な運営を通じて、より良い区政が実現されることへの期待も示された。