令和3年度墨田区議会定例会が5月27日に招集されることが通知された。
この定例会では、墨田区長の山本亨氏が議案第1号として、墨田区監査委員選任の同意を求めることを提案する。今後の会議において、これらの議案が検討されることとなる。
また、令和3年5月例月出納検査の結果も報告された。会計全般について、令和3年4月中に区が取り扱った会計事務について誤りは無いことが確認された。そこで、検査は適正に実施されたことが評価されていることが強調されている。
今回の検査では、特に区民生活費や衛生費の執行率が注目される。区民生活費の支出済額は6,501,691,953円であり、執行率は87.6%であった。一方、衛生費では5,953,766,724円の支出があり、執行率は86.5%となっている。これらの数字は、財政運営が概ね順調であることを示していると見られる。
検査に対する評価として、樋口敏郎議長は会計における透明性が高まっているとし、区民にとって安心できる報告がされていることが重要であると述べた。また、議会運営においても透明性が確保されるよう努める考えを示しており、今後とも監査の取り組みが必要であるとの見解を示した。
これらの内容は、今後の議会の重要な議題となることが期待され、区民にとっても注視すべき局面となるだろう。