令和3年第3回新宿区議会臨時会が7月30日、開会した。
本会議では、令和3年度新宿区一般会計補正予算(第7号)が議題に上がった。区長の吉住健一氏は、補正予算の概要について説明し、歳入歳出予算の補正額はそれぞれ約9億4,964万円にのぼると述べた。
具体的な歳出の内訳としては、文化観光産業費にて店舗等家賃減額助成のため約5億2,625万円を計上。また、健康費には新型コロナウイルス感染症対策に要する約4億2,339万円を盛り込むと明らかにした。これらの財源は都支出金や国庫支出金などから充当される。
会期は本日の1日間とし、議長の桑原ようへい氏が異議なく決定した。区長は、補正予算について審議の上、賛同を求めた。さらに、議案は所管の常任委員会に付託することを決議した。
議長は、文化観光産業費についてはオリンピック・パラリンピック・文化観光等特別委員会に付託するとし、異議なしとの確認後、委員会が開会された。来賓として出席した関係者らも含め、全体のスムーズな議事運営が求められたことがうかがえる。