令和3年5月24日、令和3年第2回新宿区議会臨時会が開催された。
会議においては、副議長選挙など議事が進められた。特に新宿区の財政に関わる補正予算や監査委員の選任も重要な議題となった。
新たに副議長に選出された豊島あつし議員は、議長の補佐役としての責任を果たすことを誓った。議長の辞職を受けて、新しい議長には桑原ようへい議員が就任した。
吉住はるお前議長は、議長職において取り組んだ施策について感謝の意を表明し、今後も議会活動に注力すると述べた。吉住前議長の辞職については、全員一致で許可され、引き続き区議会の発展に寄与することが期待されている。
補正予算に関しては、第43号議案の令和3年度一般会計補正予算の詳細において、文化観光産業費や福祉費の計上が強調された。文化観光産業費では新宿区商店会連合会への事業助成費として約9億2,000万円が設定され、地域経済の活性化が意図されている。
さらに、新宿区国民健康保険特別会計や介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の各予算案についても新たな予算措置が確認され、合計で約1億8,000万円が設定された。これらは地域福祉の向上に寄与するものであった。
最後に、会議は円滑に進行し、全体の案件は可決される結果となった。新宿区議会は今後も地域社会のニーズに応え、持続的な発展を目指す姿勢を求められている。