令和２年第２回新宿区議会臨時会が開催され、主に予算に関する議案が議題となった。
会議では、令和２年度新宿区一般会計補正予算（第９号）についての説明が区長の吉住健一氏から行われた。今議案では、歳入歳出予算を補正する額が7,149万6,000円となる。
この補正は、福祉費に関するもので、介護等従事職員への新型コロナウイルス感染症検査に要する経費が含まれている。都支出金を財源として充当予定で、討議を通じて理解を深める必要があると述べた。
吉住健一区長は、補正後の歳入歳出予算の総額は1,996億4,587万円となると強調した。これにより、区の財政の健全性が維持される見込みである。議案は所管の常任委員会に付託され、審議が始まることとなった。
また、新総総総第２５２２号の通知に基づき、今回の臨時会における明確な議題である令和２年度新宿区歳入歳出例月出納検査の結果も報告された。９月分に関する報告では、適正な業務運営が確保されていることが確認された。
このほか、特別区人事委員会から提出された一般職の特別区職員の給与に関する報告及び勧告も取り上げられた。これにより、職員の適切な処遇が求められることとなり、今後の動向に注目が集まる。
会議の最後には、すべての日程が終了し、議会は閉会した。