令和5年6月13日、新宿区議会の本会議が開催され、代表質問や一般質問が行われた。議会では、多くの議員が地域の問題や行政施策について意見を交わし、重要な議題に対する答弁が行われた。特に、区の防災力向上や教育支援、地域づくりに関する発言が多く見られた。各議員からは具体的な提案や意見が存在し、また区長や各部長がそれに対して丁寧に答弁を行う姿が印象的であった。
まず、代表質問では、区の防災力の強化についての要望が上がった。議員からは「マンション防災について、区は防災体制の強化を進めるべきだ」という声があった。区長は「地域防災の担い手として町会・自治会の重要性を認識し、協力体制の充実を図る」と答弁した。他にも、地域の人々が参加しやすい防災訓練の施策や自主防災組織の支援も求められた。
次に、教育支援についての質問も行われ、多くの議員が教育環境の充実や奨学金制度の見直しについて具体的な提案を行った。また、区長も「教育環境の改善に注力し、支援制度の充実に努める」との姿勢を示した。特に、高校進学に向けての支援や、大学等への進学に関する助成が求められていた。これに対し、区長は「現行の教育支援制度を見直し、実態を踏まえた対応をしていきます」と述べた。