令和6年4月19日、新宿区議会臨時会が開催された。
区長の吉住健一氏が議案を説明し、特に新宿区特別区税条例の改正が重要な議題として扱われた。
この改正は、地方税法の改正に伴い、税額控除や雑損控除に関する特例を定めるものである。
同時に、令和6年度新宿区の一般会計補正予算も審議され、歳入歳出の補正額は約31億円と報告されている。
特別区税に関して、吉住健一区長は、災害に関連する特例措置についても言及した。
特に、能登半島地震に係る補助が含まれ、地域の痛手を軽減する狙いが示されている。
これらの議案は、前回の予算に基づく大幅な変更を伴うもので、議員からの賛同が求められている。
補正予算の構成については、物価高騰対策のための臨時給付金が大きな割合を占めるとされており、財源には東京都からの支出金が充当される。
具体的には、31億503万3,000円の補正が成立すれば、一般会計の総額は約1,874億円に達する見込みである。
議案の詳細については、総務区民委員会に付託され、今後の進展が期待される。
会期は本日1日のみの設定であり、全ての議題は迅速に審議されることが決定された。
参加した議員たちは議論の進行に向けて同意を示し、新宿区の発展に寄与するための協力を確認している。
最後に、議長のひやま真一氏は、全ての議事が終了したと宣言し、議会は午後4時41分に閉会した。