渋谷区で25日、幹事長会が開催された。
この会議では人事案件に関する協議が中心となり、全会派の意見が聞かれた。議長の丸山高司氏は、「区長から提案された人事案件について、各会派の意向を伺いたい」と述べ、円滑な進行を促した。
まず、自由民主党の一柳直宏幹事長が「御提案のとおりで」と述べた後、立憲・国民の小田浩美幹事長も同意。シブヤ笑顔の伊藤毅志幹事長や公明の久永薫幹事長も従い、共産党の田中正也幹事長も提案に対して支持を表明した。維新の星野愛幹事長や無所属の須田賢氏、矢野桂太氏も異議を示さなかった。
ただ、無所属の鈴木建邦氏は、新人に対しての調査が不十分であるとして、部局での調査を要請した。これを受け、丸山議長は「了解です」と返答し、この件は次の機会に持ち越された。
その後、議会事務局次長の村山英樹氏が初当選議員対象のiPadを活用したICT化に関するレクチャーの案内を行った。5月31日の開催に向け、参加者にiPadを持参するよう求めた。
次回の幹事長会は、5月31日と6月1日に開催予定。丸山議長は、出席者の全員から「次回も問題なし」と確認を得て、会議を締め括った。全体として協議はスムーズに進行し、メンバー間の合意が強調される形で終了した。