令和2年2月26日、渋谷区役所で幹事長会が開催された。
設置された議題は多岐にわたり、その中心には「渋谷区実施計画2020」があった。長谷部健区長は、この計画について説明し、今後3年間に焦点を当てた重要事業の具体的な実施計画を策定したと述べた。
具体的には、区民が安全・安心に生活できるような環境づくりと多様な魅力発信の必要性を強調した。また、「区政の運営に関して議会の理解と協力が不可欠である」と付け加えた。
報告後、出席者からの質疑はなく、議題は次の協議事項へと進んだ。協議事項では、「全員協議会の進行について」が主なテーマとなった。議長の下嶋倫朗氏はA4一枚の資料を配布し、全員協議会の進行案について意見を求めた。出席者は異議なく進行を承認した。
その他に、鈴木建邦議員が新型コロナウイルスに関する情報提供や対応について言及。会議内で迅速な情報の提供が必要であるとの考えを示し、この件に関する適切な対応を求めた。これに対し、区議会事務局長の斉藤則行氏は、新型コロナウイルス対策本部を設置し、情報提供を行っていることを報告した。
また、新型コロナウイルスへの対応に関して、治田学幹事長が地域の保健所へのアクセスや情報が必要であることを指摘し、特に緊急時の情報伝達の重要性を訴えた。これに対して、区長は必要に応じて状況報告を行う方針を示した。
最後に、次回の幹事長会の日程が決定され、これからの議題に向けた準備と意見交換が求められる形で会議は閉会した。議題や意見が多岐にわたる中、情報提供の重要性と地域の実施計画が改めて浮き彫りにされた。