令和5年5月23日、渋谷区役所において、幹事長会が開催された。
出席者は議長の丸山 高司氏をはじめ、各会派の議員11名が参加した。欠席者なしの中、重要報告が行われた。
議長はまず、区長からの報告事項に移り、教育委員会委員の候補者についての説明が求められた。長谷部 健区長は、この点について個名や資料を手渡し、説明を完了したことが確認された。これに対して、質疑はなく、報告聴取は終了とした。
続いて、監査委員の選任に関する報告が伴 秀樹区議会事務局長より行われた。田中 匠身議員が監査委員に選任されたことが伝えられ、特に異議もなく承認された。次に、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙の実施についての報告があり、その中で候補者の推薦や選挙の日程等が詳述された。
この選挙に関しては、定数17人に対して候補者数が定数を上回った場合には、選挙が行われることが説明された。また、候補者の推薦手続きについても解説された。手続きがスムーズに進むよう、事務局は細部にわたり計画を立てている様子が窺われた。
協議事項には、人事案件および選挙の候補者推薦に関する議論も含まれた。一柳 直宏幹事長からの提案を受け、議長に候補者になっていただくという慣例的な意見に対し、他の議員からも特段の異議はなかった。これにより、議長の意向が尊重され、順調に協議が進められた。
附属機関等の人事についても、慎重に協議が行われ、事務局長から次回にかけての調整が約束された。議長会の要望事項については、各会派の意向を反映させながら、提出された資料が吟味され、今後のスケジュールも確認された。
特別区議会議長会の要望事項への対応についても意見が交わされ、期限を設けての回収を決定した。改めて、会派ごとの取りまとめに向けた姿勢が示された。
最後に、次回の幹事長会は5月24日、議会運営委員会終了後に開催されることが確認され、会議は散会となった。