令和3年3月19日、渋谷区役所で幹事長会が開催された。
本日の会議では、幹部職員の異動、会派提出の意見書、旧姓使用、そして次回の幹事長会について議論が行われた。
最初に取り上げられたのは、幹部職員の異動についてで、伴秀樹区議会事務局長が異動名簿を提示した。特に、4月1日付での異動があることが説明され、詳細は資料に記載されているとのことだった。
続いて行われた協議事項では、会派提出の意見書が重要なテーマとして取り上げられた。五十嵐千代子幹事長は、「中小業者の営業と雇用を守るために持続化給付金の再支給を求める意見書(案)」について説明した。新型コロナウイルスによる影響が顕著で、昨年の休廃業・解散が過去最多であることが強調された。特に、事業者を支援する必要性が認識された。
五十嵐氏は、「この状況を受けて、中小業者への事業継続支援を求める必要がある」と述べ、具体的には持続化給付金の額が約3兆円程度を見込んでいることを示した。行政の支援がなければ、多くの中小業者が倒産するリスクが高まっているとの見解を示し、要件緩和を求めた。
また、原発再稼働を中止し、原発ゼロの実現を求める意見書や、羽田空港機能強化に関する安全対策も意見書として提案された。共産党から提出された案では、原発事故から10年が経過し、国民の79%が原発ゼロを求めている現状が指摘された。
旧姓使用についての議題も円滑に進み、受理の手続きを一致して承認された。この件は、橋本侑樹議員からの旧姓使用希望に関してのものであり、他のメンバーからも問題ないとの確認がなされた。
最後に次回の幹事長会について、3月22日に開催する旨が伝えられ、会議は無事に散会となった。更新される情報が区民にどのように影響を与えるのか、今後も注目される。