令和3年10月7日、渋谷区役所にて幹事長会が開かれ、副区長の選任や議長交際費上半期の報告が行われた。
幹事長会では、まず副区長の選任に関する報告が行われた。伴秀樹区議会事務局長が、副区長の宮口小枝氏の選任を通知したと説明。選任は令和3年10月1日付けで行われた。
続いて、令和3年度議長交際費上半期の支出状況も報告された。前崎敏彦区議会事務局次長は、過去半年の交際費支出が15万8,963円であり、前年度上半期と比較して件数・金額ともに減少傾向にあると述べた。これは、予算対する執行率も低下したことを指摘し、記録された。特に儀礼経費においても減少が著しいとのこと。
次の議題に移り、会派から提出された意見書についての討論が行われた。シブヤ笑顔の岡田麻理幹事長は、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の改正を求める意見書」を提出した旨を説明。法改正によって、虐待発見時の通報義務を医療機関従事者にも拡大する必要性を強調した。
その後、立憲民主党の治田学幹事長が「女性が安心して受けられる痛みのない医療の促進を求める意見書」を説明。具体的な提案として、無痛MRI乳がん検診や経口中絶薬の使用、無痛分娩の普及を挙げ、国への要望を表明した。
会議は続き、会議規則の変更についても合意形成がなされた。副区長の選任と議長交際費の報告のほか、両意見書の審議が進む中、次回の幹事長会が10月8日午後に予定されることが確認された。最後には、丸山高司議員の功労者表彰も報告され、会議は盛況のうちに終了した。