令和5年6月7日に開催された幹事長会では、会派控室の現状と今後の利用について議論が行われた。
議長の丸山高司氏は会議を開始し、出席者から意見を聴取した。自民党の一柳直宏幹事長は、共産党と立憲民主党の部屋を交換し、壁を動かすことが最良の解決策と述べた。しかし、工事には約1000万円が必要であるため、現状のまま進めることも選択肢として示した。
また、伊藤毅志氏(シブヤ笑顔)や久永薫氏(公明党)も、地元の歴史を持つ応接室の使用を避けるべきだとの見解を示した。共産党の田中正也幹事長は、暫定的な使用を支持しつつ、コストをかけない範囲での解決策を模索することが重要だと強調した。彼の意見には、多数派の意見が賛同していた。
維新の星野愛幹事長は、なるべく予算をかけない形での解決を考えているとし、早期の決着を望んでいるという意向を示した。鈴木建邦議員は、次期の陳情対応や議会活動に必要な大きな部屋の確保が必要であると訴えた。須田賢議員も、一時的に理事者控室を使用することに問題がないと発言した。
こうした意見を背景に、丸山議長は各会派の意見を整理し、暫定的に第4応接室を使うことの必要性を再確認した。会議は継続協議となり、各会派は意見を持ち帰ることになった。次回の幹事長会は明日、議会運営委員会終了後に開催されることが決定した。