令和3年5月20日、渋谷区議会の幹事長会が開かれた。
議長の下嶋倫朗氏が開会を宣言し、欠席者の報告が行われた。今回、治田学議員と鈴木建邦議員が欠席し、立憲民主党からは吉田佳代子氏が代理出席した。議題の一つに、議会の人事問題が挙げられ、議長、副議長、監査委員の選出が協議された。
自由民主党の丸山高司幹事長は議長に斎藤竜一議員、副議長にシブヤ笑顔の田中匠身議員を推挙した。監査委員についても田中幹事長が佐藤真理議員を推薦した。投票による選挙を進める意見には異議がなかったが、堀切稔仁幹事長が選挙を希望し、最終的には投票に決定された。
常任委員会の委員長、副委員長に関しても各会派から人選が行われた。文教委員会については丸山幹事長が一柳直宏議員を、福祉保健委員会には久永薫幹事長が沢島議員をそれぞれ指名した。これらの委員の内定も異議なく承認された。
次に、特別委員会の組織が審議され、五輪・パラリンピック対策特別委員会の委員長には田中匠身幹事長が伊藤毅志議員を選んだ。特別委員会に関しても各議員の推薦となった。議会人事が進む中、幹事長会では会派の役員交替に関する手続きや次回開催についても言及された。
議長の下嶋氏は、議会運営に当たり多くの協力を受けたと感謝を表しながら、区民福祉向上に向けた活動を続けていく意向を示した。また、次回の幹事長会は5月24日開催予定であることが報告された。会議は午後2時14分に散会し、記録署名は五十嵐千代子議員、堀切稔仁議員が行った。