令和3年9月1日に開催された幹事長会では、多岐にわたる議題が協議された。
特に、人事案件には各会派から多様な意見が寄せられた。議長の斎藤竜一氏が副区長と人権擁護委員の人事について意向を尋ねたところ、自民党の丸山高司幹事長が「それぞれ区長提案のとおりで結構です」と述べた。
他の会派もほとんど異議なく同意し、田中正也共産党幹事長が賛同しつつも、様々な意見があると強調した。副区長人事に関しては、堀切稔仁れいわ渋谷幹事長が不同意と述べたため、合意形成が必要とされる。人権擁護委員に関しては、各会派が賛同を示し、そのまま区長に申し送られる予定である。
続く決算特別委員会の正副委員長人事についても、自由民主党から委員長を推薦することとなり、各会派の意向が調整されている。
また、SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021に関しては、会派間で意見が分かれた。丸山幹事長は、会派として協力する意向を示したが、田中幹事長はその企画を批判し、個人参加は可能であるとの見解を示した。治田学立憲民主党幹事長も参加の意義を認めつつも、調整が必要と強調した。
さらに、議会運営に関する問題も取り上げられ、丸山幹事長は全会一致が重要であると述べた。最終的に、協議事項の確認と次回会議の日程(9月7日)が決定し、散会となった。今後も各会派間での意見調整が求められ、円滑な運営が期待される。