令和5年9月1日に開催された幹事長会では、令和6年度の議会費予算及び議会運営に関する諸問題について協議が行われた。
丸山高司議長は、予算に関して各会派に対し備品購入の要望を9月6日までに見積書を添付して提出するよう要請した。全会派からはこの方針に異議がなかった。
次に、議会運営の諸問題についても意見交換が行われた。一柳直宏幹事長(自民)は「振り分けと進め方ともに提案通りで良い」と述べ、他の会派も同様に支持した。このことから、議会運営に関する進捗も順調に進むことが期待される。
議会のデジタル化や効率化に関する提案も多く出された。特に、タブレットの持ち帰りやアプリの追加など、IT環境の整備に向けた意見が目立った。小田浩美幹事長(立憲・国民)は、タブレットの持ち帰りの必要性を強調し、業務効率化へ向けた配慮を求めた。
さらに、議会の紙使用削減や委員会提案書の電子化に関する意見もあり、持続可能性を考慮した施策の必要性が示された。
また、鈴木建邦議員(無所属)は、無所属議員の扱いに関する提案を行い、明確な規定の確立を求めた。このように、多様な意見が交わされ、今後の議会運営に生かされることが期待される。
最後に、次回の幹事長会は9月5日火曜日10時30分に予定されているとの経過報告があり、本日の協議内容は継続協議となった。議長は、すべての会派の意見を受けて、今後の運営に対する透明性を重視しつつ、円滑な議会運営を心がける姿勢を示した。