令和2年8月26日、渋谷区役所で幹事長会が開催された。
議長の下嶋倫朗氏は、出席した全議員に感謝の意を表した。
会議では、決算特別委員会の正副委員長人事について協議されたが、その枠組みは次回の会議に持ち越された。
議長は、集まった意見を持ち帰り、改めて検討する旨を示した。
次に令和3年度議会予算案が議題となった。
丸山高司幹事長は、各会派が9月1日を締切とする要望を提出する方針を確認し、各会派の独自の要望との関係について言及した。
この対応を巡り、今後の議論が重要であるとの認識が共有された。
また、議会運営委員会で言及された治田学幹事長の区政報告に関する問題も取り上げられた。
この報告では、福祉保健委員会の運営について批判があり、一部の議員から厳しい意見が寄せられた。
丸山幹事長は、自らの意見を表明することは重要だが、内容によって議会全体の信頼を損なう恐れがあると警鐘を鳴らした。
田中匠身幹事長も、個人の意見と自由を尊重しつつも、区政報告が内容において問題視されるべきであるとの立場を示した。
沢島英隆幹事長は、治田幹事長に対し、周囲からの指摘を受け入れ、自らの信念を見直すべきだとの見解を述べた。
最終的に、下嶋議長は、今後の方針として議会運営における信頼性を確保するために再考が必要であると締め括った。
その後、次回幹事長会は8月28日に開催されることが決定した。
改革の必要性が共通認識として確認された重要な会合となった。