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渋谷区議会、議員記章使用の自主判断を強化

渋谷区幹事長会で、議員記章の自主的判断を促進する改正が決定。また、松濤美術館の展示案が議論される。
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令和2年7月20日、渋谷区役所において幹事長会が開催された。

会議には、議長の下嶋倫朗氏、副議長の岡田麻理氏をはじめ、10名の議員が出席した。

議題として、渋谷区議会申合せに関する改正案が取り上げられた。議員記章の使用について、自主的な判断を促進する内容で、特にクールビズ期間中の記章の着用について新たな規定を設けるものである。

下嶋議長は、「議員記章のはい用は、議員個人の自主性で判断する」との方向性を示し、改正案の詳細を説明した。この改正により、議員は議員記章の着用を会議毎に自主判断できるようになるという。

この提案については、出席者から異議がなく、無事に決定された。

また、その他の議題として、松濤美術館からの収蔵品展示の提案が議論された。丸山高司幹事長は、展示に際しての具体的な場所や安全対策について指摘し、今後の詳細な報告を求めた。これは議会としても重要な意味を持つ提案であるといえる。

さらに、治田学幹事長は、開設時期が遅れたPCRセンターに関する問題を提起した。報告の受領に遅延が生じ、これが区民に対して混乱を引き起こした点を指摘した。彼は「今後は情報が適時、議会に提供されるべきだ」と訴えた。

この件に対し、丸山幹事長は、「PCRセンター開設の責任は医師会にあり、区が全てを負担する訳ではない」と反論し、意見がぶつかる場面が見られた。議論は続き、鈴木建邦議員もこの流れの中で意見を述べ、開かれた場での議論の重要性を強調した。

最後に、須田賢議員は、Teamsアプリの導入を提案し、会議を効率化する手段として検討が必要であると述べた。次回の幹事長会の日程については、後日通知が行われることが確認され、会議は散会となった。

議会開催日
議会名令和2年7月幹事長会
議事録
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