令和3年5月19日、渋谷区役所で幹事長会が開かれた。
出席者は、議長の下嶋倫朗氏、副議長の岡田麻理氏を含む9名であった。欠席は無所属の鈴木建邦氏があり、区長の長谷部健氏らが出席した。この会議では、教育委員会委員の候補者に関する報告があり、長谷部区長は再任をお願いしたいと指摘した。任期が満了する大日方邦子氏、平岩国泰氏、松本理寿輝氏が対象である。
議長の下嶋氏は、協議事項として人事案件について話し合うよう要求した。各会派で意向を確認した後、次回会議で持ち寄ることが決定された。日程がタイトであるため、臨時会の当日に話し合う予定である。
また、議長会の要望事項について、伴秀樹区議会事務局長より説明があった。特別区議会議長会では、国への要望事項や東京都への要望事項に関する調査が行われている。提出期限は6月18日であり、要望事項がある場合は5月26日までに提出するよう求められた。
さらに、議会人事として、特別委員会の人数が決定された。自治権確立特別委員会が8名、交通・公有地問題特別委員会が8名、五輪・パラリンピック対策特別委員会が10名、多様性社会推進特別委員会が8名となる。今年度の委員の配置も決定され、特別委員会においては、公明党が自治権確立特別委員会、共産党が交通・公有地問題特別委員会を担当する。
最後に、次回の幹事長会は明日5月20日午後2時から開催されることが確認された。その際、各会派は個名を持ち寄る必要がある。下嶋議長は、特に要望がないか確認した後、会議を散会した。