渋谷区における幹事長会が2月9日に開催された。
議長の斎藤竜一氏は、人事案件として人権擁護委員の候補者に関する議論を開始した。先に区長から提案された3名の候補者に対して、各会派の意向を聴取したところ、各党から異議はなく全会派が賛成の意志を示した。
この結果、森下利江氏、竹内淳氏、浅野明子氏の人権擁護委員就任が決定された。次に進んだのは、予算特別委員会の正副委員長人事に関する事項だった。自由民主党の丸山高司幹事長は、「委員長あり、副委員長ありでお願いいたします」と述べ、シブヤ笑顔の岡田麻理幹事長も同様の意向を示した。
これに対し、他の会派からは副委員長を希望する声は上がらなかったため、シブヤ笑顔から委員長として提名され、自由民主党が副委員長の地位を引き受けることとなった。議長はこの決定について異議がないことを確認し、進行を進めた。
さらに、事務局からはトルコ南東部での地震に関連する義援金募集についての報告があった。村山英樹区議会事務局次長が義援金の受け付けを2月13日から開始することを伝えた。斎藤議長は義援金の額をお一人1万円で提案し、会議参加者からは異議なく承認された。これは区民の支援を強調する重要な施策として位置付けられ、続く会議での議論に持ち越された。
最後に、次回の幹事長会が2月13日に設定され、会議の食い違いなく終了された。議長の斎藤竜一氏は、翌週の会議においても有意義な議論が行われることを期待していると述べ、幹事長会は散会となった。