令和2年2月5日に渋谷区役所で開催された幹事長会では、複数の重要議題が取り上げられた。
この日の会議では、区長からの報告が皮切りに行われた。長谷部健区長は、人権擁護委員の候補者として森下利江氏と竹内淳氏を再任したい意向を示し、後任には浅野明子氏を推薦した。区長は詳細を別紙資料に記載した上で、議会の承認を求めた。
この人事案については、質疑応答がなく無事に承認され、次に人事案件の確認に進んだ。下嶋倫朗議長は、人事案件に関する協議を行い、これを各会派に持ち帰り次回の会議で再協議することが決まった。
続いて、予算特別委員会の正副委員長人事が議題に挙げられ、ここでも習慣通りの継続協議がなされた。各会派には次回まで、候補を持ち帰り検討するようお願いした。
その他の議題として、渋谷パラ草の会主催のイベントについての後援名義の使用承認申請があった。このイベントは、東京2020オリンピック・パラリンピックの機運醸成を目指し計画されている。さらに、無線LAN敷設関係工事や議会ICT化の進展についても報告され、特に議員らからは通信障害に備えた光回線敷設の必要性が強調された。
会議の最終段階では次回の幹事長会の日程に関する協議が行われ、2月7日金曜日の午後1時から再度集まることが確認された。以降は特に異議が唱えられることもなく、会議は円滑に散会した。最後に、議長が記録署名を行い、会議が公式に締結された。