令和2年9月10日、渋谷区役所で幹事長会が開催された。
この会議では、主に令和3年度議会費予算についての協議が行われた。議長の下嶋倫朗氏が開会を宣言し、続いて区議会事務局次長の野島一純氏がアクリル板に関する見積もりを報告した。
見積額は249万6,010円で、飛沫感染防止用アクリル板が議場や各委員会室に設置される予定だという。野島氏は、「今年度予算の範囲内で十分対応可能」と述べた。
このアクリル板設置を巡って、治田学幹事長が経費の高さについて疑問を呈した。治田氏は、「見積は結構高い。何社くらい見積もりをしたのか」と質問。野島氏は、見積もりを1社のみから取得したと説明した。
丸山高司幹事長も意見を述べ、予算内での執行が必要である点を強調した。彼は今後、他社からの見積もり取得を提案した。その後、会議の参加者は、次回の幹事長会の日時を確認し合意した。
次回の会議は9月11日金曜日の午前10時30分に開催される。議長は、意見提出の期限なども設定し、円滑な議会運営に向けた意識を示した。
さらに、議会運営における駐車場のミスについても謝罪があり、改善策が検討されることとなった。この点でも、関与する各会派に状況を周知するよう求められた。
このように、幹事長会では議会運営に関わる重要な項目が議論され、スムーズな運営に向けた協力が求められた。