令和3年11月5日に渋谷区役所で開かれた幹事長会では、重要な報告事項が7件取り上げられた。
まず、長谷部健渋谷区長が「渋谷区議員報酬等及び区長等給料等審議会」に関する報告を行った。
特に、過去の人事委員会勧告に基づき、区議会議員の報酬改定についての重要な議論がなされる見通しである。
この報告に対して、出席した田中正也幹事長は、組合との話し合いがこれから始まることについて意見を述べた。
次に、伴秀樹区議会事務局長が令和3年特別区人事委員会からの報告の概要を説明した。
給与に関するデータによれば、職員の月例給は民間従業員の給与と比較してわずか94円上回っている。
さらに、特別給に関しては支給月数が0.15月引き下げられることが提案されており、年間の平均給与は約5万9,000円減少する見込みだ。
報告された内容では、特に公民給与の比較結果に関する懸念が広がっている。
田中幹事長は、引き上げが求められているとの意見を述べ、給与制度自体の質的向上が必要であると強調した。
最後に、幹部職員の異動についても報告があり、健康推進部などの重要な役職の変更が図られることが明らかになった。
本日の幹事長会では、これらの重要な議題が提起され、今後の展開に対する期待が寄せられている。