令和5年1月30日に渋谷区役所で開催された幹事長会は、様々な重要な議題が討議された。
特に、令和5年度当初予算案や、個人情報保護に関する条例案が中心の議論となった。
長谷部 健区長が令和5年度の予算案について報告を行い、その中で自殺者数の増加に対する自殺対策の強化や、子どもの視力検査の実施、街照明の電気代の補助をポイントとして強調した。これにより区民の心の健康を守るための取り組みが示された。
また、個人情報保護の条例案について自由民主党の丸山 高司幹事長が遺憾の意を表明し、他派からも賛同の声が上がった。各会派は提案どおりの内容に賛成する意向を示し、早期の成立を目指すこととなった。最終的には一致した見解が確認された。
議会運営の諸問題についても一部意見が出たが、様々な考えが対立し一部の提案は見送られた。特に、タブレットの持ち出しや必要なアプリケーションの追加については多くの会派が議論に参加し、今後の検討が要求された。
さらに、小中学生参加の「シブヤ未来議会」についての議論もあったが、必要性を感じないという意見とともに、子どもたちへの教育の一環として賛成の意見が分かれた。こうした意見の背景には、投票率を上げるための早期の関心形成があった。
各議題に対し、出席者の意見が交わされる中、議長の斎藤 竜一議長が全体の流れを整え、各会派の意見を適切に取りまとめていった。次回の幹事長会は2月7日に開催予定とされ、今後とも重要な議題に対する対応が求められる。