令和5年6月1日に渋谷区役所で開催された幹事長会は、重要な議題が議論されました。
特に、議長会の要望事項に関する自民党からの提案が焦点となりました。
一柳直宏幹事長は、「公立小中学校の給食費無償化を国に要望する」と述べました。
この件については、自治体間での対応に格差が発生する恐れがあり、国が主導すべきとの見解が示されています。
提案に対して鈴木建邦議員は、渋谷区議会としてこの提案を出せたことを評価しながらも、区費での先行実施についての考えを確認しました。
一柳幹事長は、基本的には国の責任であるとの立場を崩しませんでした。
田中正也幹事長は、無償化に関連する文言について、その必要性を強調しました。
次に、会派控室に関する件も議論しました。
持ち帰っての検討を希望する会派があり、再度の協議が決定されました。
さらに、例規集に関する意見交換も行われ、自民党は必要との意向を示したのに対し、他の会派は不要との立場を示しました。
この件については合意には至らず、現状維持となりました。
丸山高司議長は、人事案件の提案について、質問時間を設けることを提案しました。
これにより、今後の人事案件の取扱いが改善される期待があります。
最後に、次回の幹事長会の日程は、6日の初日の議会運営委員会終了後に設定され、各会派へ持ち帰る情報も多く、今後の進展に注目です。