令和5年12月6日、渋谷区役所にて全員協議会が開催された。
会議の中心は、ペルー共和国リマ市ミラフローレス区との事業連携が議題であった。
この事業連携について、長谷部健区長が挨拶し、取り組みの重要性を強調した。
長谷部区長は、「今後は都市協定締結を前提として」と述べ、さらなる交流の必要性を示唆した。議員たちへの理解と協力を求め、今後の発展を期待する姿勢を示した。
続いて、宮本安芸子産業観光文化部長が、これまでの交流の経過を報告した。特に、今年は日ペル外交関係樹立150周年であることを強調し、意義深い年になることが期待される。
宮本部長は、ペルー大使館の協力のもと、オンライン会談を行ったことや、区内の学校でペルー料理を給食に取り入れたことを紹介した。これにより、両国の文化理解を深める機会を増やしている。
さらに、宮本部長は「ミラフローレス区との事業連携は、双方にとっての大きな利益になる」と述べ、今後の発展の可能性を強調した。特に、文化交流や観光推進において、両区の連携の重要性が伝えられた。
会議の中では、資料の取り扱いについても注意喚起があり、議員たちに対し情報管理の重要性が再確認された。特に協議中に配布された資料に関しては、取り扱いに留意する必要があるとして、議長の丸山高司氏も注意を促した。
全般的に、ペルーとの事業連携に関する話題は、今後の展望が期待されるものであり、区の国際交流戦略においても重要な位置づけとなっている。議員たちの意見も特になく、会議は予定通り進行した。
最後に、丸山議長が会議の終了を宣言し、全員協議会は散会した。今後の事業連携が両地域にとって実りあるものとなることが期待されている。