令和4年2月8日に開催された幹事長会では、渋谷区における重要な人事案件や財政調整に関する報告がなされた。
会議は、斎藤竜一議長の開会宣言により午後2時25分にスタートした。議長は議題として、区長報告を中心に進行し、渋谷区監査委員や人権擁護委員に関する人事案が提示された。
まず、長谷部健区長が、監査委員の再任と新たな候補者について説明した。監査委員の國貞美和氏を再任し、神田健一氏の後任に吉井敏昭氏を推薦する意向を示した。
続いて、令和4年度の財政調整に関して報告が行われた。北原竜也財務部長は、都区間で合意された財政調整概要を資料をもとに説明し、交付額が約100万円減少する見込みであることを伝えた。詳細な数字は資料に記載されており、議員からの質疑はなかった。
協議事項に移ると、各人事案件について会派に持ち帰り、意向を確認することが確認された。特に、予算特別委員会の正副委員長人事については次回までに整理する方針となった。議会の人事についても、新委員会の構成が審議され、五輪・パラリンピック対策特別委員会を解消し、同様のメンバーで新たな委員会の設置が認められた。
さらに、本会議におけるタブレットのモニター使用に関しても協議された。議員が使用する資料の共有方法に関する改正案が示され、資料をPDFファイルにして共有する必要があるとの旨が強調された。最終的に、各会派にお持ち帰りいただくことが決定した。
最後に、次回の幹事長会の日程が確認され、2月14日と同月15日の午前11時から開催されることが決定された。午後2時45分に散会した。