令和3年9月14日、渋谷区役所にて幹事長会が開催された。本会議では報告事項と協議事項が話題となり、特に幹部職員の異動と会議規則の改正について議論が進められた。
まず、伴秀樹区議会事務局長は幹部職員の異動について報告を行った。9月15日付で男女平等・ダイバーシティ推進担当課長が退職し、翌日より新たに総務部参事がその職務を担うこととなる。この異動に関して、議長の斎藤竜一氏は、質疑が無いことを確認し、報告事項が終了したことを宣言した。
続いて、協議事項に移り、前崎敏彦区議会事務局次長が会議規則の改正案を説明した。この改正の背景には、政府の押印廃止方針があり、請願書の提出に関するルールが見直される。署名・記名押印の変更に関して、丸山高司幹事長はその違いについて質問を投げかけ、前崎次長が署名は自署、記名押印は印字であると説明した。
さらに、堀切稔仁幹事長も疑問を呈し、訂正印の取り扱いについて具体的な方向性を確認した。これらの質疑を踏まえ、斎藤議長は次回の幹事長会での継続協議を確認した。
また、その他の報告事項として、政務活動費に関する提出期限や窓ガラス清掃に関する詳細が説明された。特に、政務活動費の請求書提出日が9月30日となっており、注意が必要である。
会議は最後に次回の日程を決定し、次回は10月7日と8日に開催されることが確認された。その後、議長は会議を散会した。
今回の幹事長会では、重要な運営事項についての合意が形成され、今後のスムーズな議会運営が期待されるとともに、関係者の意見が通じ合う場となったことが印象的であった。