令和4年4月8日に開催された幹事長会で、重要な報告事項が取り上げられた。
副区長の事務分担から、選挙管理委員会の新しい体制まで、議題が多岐にわたり議論が進められた。特に、令和3年度議長交際費の支出状況に関する報告が注目された。
区議会事務局の伴秀樹事務局長は、資料に基づき副区長の事務分担を説明。ICT教育推進に関しては、共同で担当することを伝えた。また、選挙管理委員会の新委員長には小山美津枝氏、副委員長には廣瀬誠氏が就任し、いずれも令和4年4月1日付けであるとした。
次に、吉井敏昭氏が渋谷区監査委員として新任され、同じく監査委員の職務を代理する監査委員に指定されたことが報告された。さらに、幹部職員の異動についても詳しく説明され、各議員はその内容を確認した。
具体的な議長交際費の支出状況では、村山英樹次長が過去の実績と共に書類を基に細かく数値を示した。令和3年度の支出合計は36万9,627円で、前年に対して減少していることがわかった。この点について、丸山高司幹事長は、渋谷区議会の意思を示すために、ウクライナへの募金活動を提案した。
各議員からも賛同意見があり、岡田麻理議員、久永薫議員がまとめて推進する方向性を示した。田中正也議員は、寄付先としてUNICEFや国連難民高等弁務官事務所を挙げ、堀切稔仁議員も難民支援機関の重要性を強調した。
斎藤竜一議長は、この意見を受け、事務局に詳細を相談した上で、最終的な報告を行うことを約束した。また、村山次長から窓ガラス清掃の日程についても報告があり、議長がその頻度に質問を投げかける一幕もあった。そもそも、幹事長会の終了時に次回議会の予定も確認され、皆の意見の一致を持って散会した。