令和5年1月23日に開催された幹事長会では、多くの重要な議題が取り上げられた。
特に、令和5年度当初予算(原案)の内示について、長谷部健区長が報告を行った。
この予算案は、渋谷区基本構想に沿い、子育て、教育、福祉施策の充実、地域コミュニティの活性化を目指していると述べた。
区長は、「令和5年度一般会計予算額は、総額1,126億8,998万1,000円で、令和4年度当初予算に比べて6.0%の増」と強調した。
さらに、特別会計を加えた財政規模は1,623億8,812万2,000円となり、対前年度から4.6%増加している。
この予算は、区民のウェルビーイングを向上させるための「ひとづくり」「まちづくり」といった未来への投資に積極的に取り組んでいくことも述べられた。
また、協議事項では全員協議会の進行について承認が得られ、傍聴については理事者のみとする方針が決定された。また、「都区財政調整については、協議が遅れているため、次回に持ち越す」との説明もあった。
さらに、議会運営委員会の開催日程についても確認され、1月25日午前10時30分から行うことが決定した。
最後に、次回の幹事長会は議会運営委員会終了後に実施されることとなった。
出席した議員らはこの内容に特に異議はなく、スムーズに会議は進行した。全体として、円滑な意思決定と地域の将来に向けての強い意志が感じられる会議であった。