令和2年3月16日、渋谷区役所で幹事長会が開かれた。
出席者は自民党、共産党、立憲民主党などの代表者が参加し、重要な議題を議論した。
最初に、幹部職員の異動に関する報告があり、斉藤則行区議会事務局長が令和2年4月1日付の異動内示について説明した。内示内容は資料に記載されているため、出席者は確認を求められた。
次に、会派提出の意見書についての協議に移った。この中で、共産党の五十嵐千代子幹事長が新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書案を発表した。五十嵐氏は、現在の感染状況により、国民生活や経済への影響が深刻であると指摘した。また、政府が提示した対策が十分でない点を強調した。
「医療・検査体制の整備や財政支援が国民の期待に応えていない」と述べ、イニシアティブをとる必要があると訴えた。
さらに、性犯罪に関する刑法の改正を求める意見書案も提出された。この件では、五十嵐氏が現行法の問題点を説明し、特に無罪判決が出るケースがあると述べた。氏は、この法律の改正が急務であるとの立場を明らかにした。
須田賢議員が性犯罪起訴率について具体的な数値を求めたが、五十嵐氏は現時点では明言できないと答えた。最終的に、意見書については継続して協議することが決定した。
会議の最後には、次回の幹事長会が3月17日に予定されていることが確認された。これにより、議会において引き続き重要な議題について協議していく方針が確認された。
議長の下嶋倫朗議員が散会を宣言し、午後1時43分に会議が終了した。