令和3年5月24日、渋谷区役所にて幹事長会が開催された。
議長の斎藤竜一氏が開会し、欠席者について報告を行った。主な議題は、会派役員の交替や東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙に関する事項であった。
伴秀樹区議会事務局長がまず会派役員の交替について報告。5月21日付での新旧役員の交替が資料に示されており、すべて令和3年5月24日から施行される。これはシブヤ笑顔や公明党、日本共産党の役員交替を含むものであった。
次に報告されたのは、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙の実施について。伴局長が選挙の期日と候補者の推薦について詳細を述べた。その中で、議員数は17人とされ、候補者は6月25日までに届け出ることが求められる。選挙が必要な場合、日程についても説明がされ、関係者の理解を深めるよう努めた。これに対して、特に質疑は上がらなかった。
報告の3つ目、幹部職員の異動については、伴局長から新型コロナウイルス対策を担当する幹部職員の異動について説明があった。しかし、丸山高司幹事長からは役職が複数兼務されていることに対する懸念が示され、役割分担の明確化を求める意見が出された。これに対して議長も同意し、局長からの詳細な報告を求めることとなった。
協議事項に移り、人事案件の確認が行われた。丸山幹事長から提案された教育委員会の候補者については、賛成意見が多く示された。ただし、立憲民主党と日本共産党からは一部の候補者に対する態度保留が示され、慎重な見極めが求められた。
最後に、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙候補者の推薦について協議。議長が候補者の推薦に関し、従前通りのやり方で進めることを確認し、異議がなければこれを決定する旨の意見が一致した。
その他の議題としては次回の幹事長会の日程についても意見が交わされ、最後に全体の趣旨が確認され、会議は散会となった。