令和5年12月7日に、渋谷区役所で幹事長会が開かれた。
会議では、議会人事や議席、会派控室についての協議が行われ、特に次年度の議席配置や人事の調整に関心が寄せられた。議長の丸山高司氏が進行し、意見の集約を図った。
最初に議会人事に関する議題が上がり、役職や附属機関の構成について意見交換が行われた。「矢ヶ崎さんの意向を聴取する必要があるのではないか」と田中正也氏が述べたが、最終的には現状維持という意見が優勢となった。
次に、議席変更の提案があり、特に小田浩美氏が5番と7番の議席を交換する希望を示した。この提案は異論なく受け入れられ、持ち帰られることとなった。
会派控室の取り扱いについては、議長が無所属の控室を使用する可能性を提示した。出席者からは特に反対意見は出ず、継続的な協議が決定された。
また、パレスチナ自治区ガザ地区における人道的停戦を呼びかける決議案も議論されたが、具体的な決定には至らなかった。参加者は、引き続き意見を持ち寄り、再度の検討を行うことを確認した。
特に注目されたのは、会派提出の意見書であり、伊藤毅志氏がふるさと納税制度の見直しを求める意見書を提案した。これに対し、田中氏も賛同意見を述べたが、改善策の具体化が今後の課題となるだろう。
さらに、令和6年度の議会費予算に関する追加要求についての説明があった。今後の予算要求に向けた調整作業が進むとのことで、特に62万9,420円のバッテリー交換に関する経費が議論された。
最後に、次回の幹事長会は12月8日時30分に開催されることが確認された。出席者からは、スムーズな運営への期待が寄せられた。