令和2年11月25日に渋谷区役所で行われた幹事長会は、議会運営のデジタル化に向けた重要な一歩を踏み出した。
本会議および幹事長会資料のペーパーレス化についての議論が行われた。
出席議員のうち、15名が紙資料を必要としないと回答した事実が強調され、今後の進展に向けた協力が求められた。
下嶋 倫朗議長は、紙資料の配付は希望者に限ると述べ、方向性への理解を得た。
治田 学幹事長は、今後どのような資料が必要か意見交換を重視すべきと発言した。
鈴木 建邦議員は、具体的なファイル名の工夫やファイルの分割なども検討する意向を示した。
その後、議長は、意見に異議がなければこの計画で進めると決定した。
また、次回の幹事長会は12月8日午後1時30分に予定され、幹事長会の定期的な開催が確認された。
新型コロナウイルス対策として寄贈された消毒液の配付についても話題に上り、議員らへ配布されることが決まった。
伴 秀樹区議会事務局長は、iPad Proの更新作業について説明し、全議員に対する更新作業の日程が発表された。
業務効率化に向けた取り組みは継続されており、上司からの指導が確認されたのみならず、議員からの関心も高いことがうかがえた。
この会議は、将来のデジタル化に向けての重要な議論が展開されただけでなく、議員一人ひとりの合意形成を図るための貴重な場であった。