渋谷区で開催された令和2年1月幹事長会では、重要な報告が行われた。
区長の長谷部健氏は、令和2年度の当初予算(原案)の内示について述べ、オリンピックに向けた施策の重要性を強調した。
この予算の総額は1,051億6,457万1,000円で、前年より13.8%の増加が見込まれている。区長は、これにより「子育て支援や福祉施策の充実」を図る方針を示した。
長谷部区長は、「多様な行政ニーズに応えるため、改革を進め、業務効率を向上させる必要がある」と力説。システムやAI、RPAの活用を提案し、効果的な行政サービスの提供に向けた取り組みを確約した。
また、幹部職員の異動についても報告があり、任期付採用の発令がされたとのこと。新体制のもとでの運営が期待されている。
全員協議会の進行についての案が承認された中、議場のコンセント増設工事についても議題となった。幹事長たちは、電源設置の必要性について意見を交わし、最終的に賛成意見が多く集まった。各会派の意見を踏まえ、最終的に全会一致で工事を決定した。
須田賢氏や治田学氏など数名の議員が、電源設置の必要性を語り、特にタブレット端末の運用における課題を指摘した。議場でのIT環境の整備については、今後の継続的な検討が求められている。
最後に、次回の幹事長会の日程が決定され、また議会運営委員会の開催も合わせて通知された。
全体を通じて、区政の進展と円滑な運営を目指す意欲が感じられた。