令和5年9月5日、渋谷区役所で幹事長会が開かれた。
本会議では、議会運営やICT推進に関する重要な議題が協議された。丸山高司議長は冒頭、特にタブレットの持ち帰りについて踏み込む考えを示し、各会派から意見を求めた。出席した議員は、自由民主党から一柳直宏議員が「乗り得ます」と応え、次に立憲・国民の小田浩美議員も同様の意見を表明した。
さらに、タブレットに必要なアプリケーションの追加についても議論が行われた。検討の結果、各会派から賛成意見が続出し、協議対象となることが確認された。これらの案は、議会内でのICT化推進の一環としての意義を持つと考えられている。
また、議会のフロアにおけるWi-Fi利用や、議員の介助犬使用の必要性に関する意見も出された。ここでも多くの意見が一致し、協議対象として了承された。マルチな視点が取り入れられ、議場の環境改善に向けたような動きが見て取れる。
さらに、紙の使用削減や、議員活動のデジタル化に関する提案についても熱心に議論された。特に電子データ化に関しては、多くの議員が必要性を強調し、協議対象に上がった。これに関して、田中正也議員は「電子化の進展が求められる」と発言し、新たな情報管理の考え方を示した。
会議はその他の重要課題として、次回の幹事長会についても確認作業が行われ、全議員への周知を目指している。また、特別区議会議員講演会についても、今後の開催に向けた計画が報告されるなど、議会全体の運営に関する充実感が伝わった。
結論として、今回は議会運営の改善とICTの導入を推進する意見が特に目立ち、全議員が前向きな姿勢で議論を進めた形となった。次回は9月6日に予約されており、議運終了後に再び集まる予定である。