令和5年9月6日に開催された幹事長会では、今後の人事案件や財政調整が重要な議題として上がった。
丸山高司議長が開会し、区長からの報告が始まった。最初に長谷部健区長が副区長及び教育委員の候補者について説明し、松澤香氏を副区長に推薦した。教育委員会の新たな候補者には田丸尚稔氏を挙げている。
また、令和5年度の都区財政調整についても報告された。北原竜也経営企画部長が資料に基づき、財源配分における合意の見通しを説明。配分割合は55.1%を維持し、交付金総額は1兆1,944億1,600万円で、昨年より850億8,000万円の増加になるとの見込みを述べた。これは多くの税収増が寄与している。
次に長谷部区長はハワイ州ホノルル市との事業連携について説明した。区とホノルル市は都市交流の機会を模索しており、フラダンスやマラソンなど様々な分野でのコラボレーションが考えられている。特に、SDGsや気候変動をテーマにした取り組みは、両都市に共通の課題であると強調した。
この事業連携の具体化について、議員からの質問が相次いだ。特に田中正也幹事長からは交流の具体的な内容に対する関心が寄せられ、今後の進展が期待される。