令和4年1月21日に開催された幹事長会では、令和4年度当初予算の原案についてなどの重要な議題が取り上げられた。
会議は、渋谷区役所の会議室で行われ、斎藤竜一議長が開会を宣言した。出席したのは全ての議員であり、特に区長、長谷部健氏による予算に関する報告が注目された。
長谷部区長は、令和4年度当初予算の原案が総額1062億5798万3000円となり、前年度比6.8%増であることを報告した。この中には、新型コロナウイルスに対応するための施策も盛り込まれており、特に3回目のワクチン接種体制についても力を入れる意向が示された。
また、全員協議会の進行方法についても話し合われ、午前11時から議場で行うことが決まった。臨時会における新型コロナウイルス対策への影響が示され、区民の健康と安全を守るために必要な措置が強調された。
さらに、報告の中では、令和4年度都区財政調整についても言及された。この数値は速報であり、1兆1093億円の交付金が見込まれることが明らかとなった。これに関しても今後の協議が重要であるとされ、必要な調整・説明が進められることが期待されている。
また、議会運営委員会の開催日も告げられ、丸山高司議員がその内容を伝えた。
一方、須田賢議員からは、最近の区長による記者会見での発言についての質疑がなされ、再発防止に向けた議論を求める声も上がった。議長はその要望を受け止め、必要な検討を行う意向を示した。
幹事長会は、今後の行事についても活発な意見交換を行い、次回の幹事長会の日時も決定された。参加者はその重要性を再確認しつつ、今後の課題に取り組むことを約束して会議は散会した。