令和5年2月21日、渋谷区役所にて幹事長会が開かれた。会議では、令和4年度の財政援助団体監査等に関する報告が行われた。
議長の斎藤竜一氏は、会議の冒頭で欠席者を報告し、出席者に感謝の意を表した。特に、れいわ渋谷の堀切稔仁議員は欠席し、代理として金子快之氏が出席した。
伴秀樹区議会事務局長が監査内容を詳細に報告した。監査は令和3年度に交付された政務活動費の執行状況に関して実施され、特に4件の指摘があった。指摘の中で、クレジットカードによる支払いに関して、証拠書類の不備が見受けられたことが強調された。このことに関して、伴局長は、運用指針の見直しが必要であると述べた。
鈴木建邦議員は、監査による返納手続きの事例を問い合わせた。伴局長は、過誤請求により返納があったことを確認した。これに対し、鈴木議員は、必要な運用指針の見直しを求め、事務局に対して迅速な対応を期待した。
議長は、監査からは運用指針を実態に即した内容に見直すよう求められたことを受け、事務局に見直し案の検討を示唆した。田中正也幹事長は、各自治体の実例についても言及し、具体的な参考を求めた。伴局長は他の自治体の運用指針も参考にしながら、見直しを進める意向を示した。
また、議題では、北朝鮮のミサイル発射に抗議する決議の案が提案された。この決議案は異議なく承認され、本会議に上程される予定である。
最後に、岡田麻理幹事長による個人情報に関する問題が報告された。岡田氏は、発生した事案に対して謝罪し、今後の厳重な対応を約束した。