令和4年3月18日に開催された幹事長会では、重要なテーマが議論された。
特に注目されたのが、田中正也幹事長が提出した意見書案である。この意見書は核兵器の廃絶を訴えるもので、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、国際社会への強いメッセージを発信することを求めている。田中幹事長は、核兵器の使用が世界に重大な脅威を及ぼすと警鐘を鳴らし、国連憲章や核兵器禁止条約に違反する actions について厳しく批判した。
これに対し、丸山高司幹事長が核兵器禁止条約の批准国の状況について質問し、田中幹事長は59か国が批准し、80か国以上が署名していると説明。それでも核保有国が参加していないことの問題を指摘した。
協議は意見書の文言について柔軟に対応することで合意され、各会派に持ち帰って次回での審議が決定した。これに対する議論は次第に熱を帯び、メッセージの重要性が強調される。
その他の議題として、政務活動費の報告期限が確認された。令和4年度の健康診断の日程案内も行われ、詳細は後日配布されることが伝えられた。また、吹出口の清掃作業についても簡潔に報告され、出席者からは特に異議なしとの確認が取られた。
次回の幹事長会は、3月22日に同じく渋谷区役所で行われる予定である。議長の斎藤竜一は、活発な意見交換を促す姿勢を見せていた。市議会の重要な職務を担う幹事長たちにとって、次回も重要な議論の場となることが期待される。