令和3年2月10日、渋谷区役所で幹事長会が開催された。
出席者には、下嶋倫朗議長、副議長の岡田麻理氏を含む10名の議員が名を連ねた。
会議では、区長の長谷部健氏からの報告事項が中心に議論される。
最初の議題は、渋谷区教育委員会教育長の任命に関する同意についてである。
長谷部区長から、教育長および人権擁護委員の候補者に関する人事案件が提出された。
出席議員たちは、特段の異議なく報告を受け入れ、質疑も行われなかった。
次に取り上げられたのは、令和3年度の都区財政調整の報告である。
長谷部区長は、都区協議会において合意に達した旨を説明し、続いて佐藤哲人財務部長が詳細を報告した。
予算調整に関する資料に基づき、交付額が9,787億1,700万円となる見込みであると述べた。
議員たちはここでも特段の質疑を行わず、報告を終了した。
協議事項では、人事案件についての意向確認が行われる。
幹事長会から各会派に持ち帰り、次回協議することが決定された。
その後、予算特別委員会の正副委員長人事についても同様に意向確認を行い、継続協議が決定された。
選挙管理委員及び補充員の選挙については、内定者を名簿に基づき決定することが承認された。
選挙の方法は指名推選とし、本会議での実施が確認された。
最後に、野島一純区議会事務局次長から「2040未来ビジョン出前セミナー」の開催について報告された。
コロナ対策としてオンライン配信での実施となり、参加者には講演資料が提供されることが強調された。
次回の幹事長会は、2月15日午前11時に開催される予定である。