令和4年1月12日、渋谷区議会の臨時会が行われた。
この会議では、2件の重要な議案が審議され、いずれも原案通り可決された。
まず、長谷部健区長は、令和3年度渋谷区一般会計補正予算(第7号)について説明した。補正予算額は53億3,766万9,000円で、新型コロナウイルス感染症対策のための経費であることを強調した。この予算により、全体の一般会計予算は約1,160億円に増額される見込みである。
続いて、議案第2号となる専決処分の承認についても同様に審議された。こちらも長谷部区長から説明がなされ、今回の専決処分は令和3年度一般会計補正予算(第6号)に関するものである。特に、子育て世帯向けの臨時特別給付金の追加給付が重要であると述べた。
審議の結果、両議案とも全員一致で承認されることとなり、区議会の迅速な対応が評価されている。
再支給に関しても、緊急小口資金や総合支援資金の制度がある中、生活困窮者支援の仕組みの強化が求められた。斉藤貴之議員は、申請漏れがないよう周知する必要があると指摘した。