令和3年4月8日に開催された渋谷区の幹事長会では、複数の重要な議題が報告された。会派役員の交替や副区長の事務分担、教育委員会教育長の任命などについての報告が行われた。
伴秀樹区議会事務局長が会派役員の交替を報告した。自由民主党議員団からの届出に基づき、交替の内容は資料に詳細が記載されている。
この交替は令和3年4月1日付で実施された。一方、副区長の事務分担も見直され、東京オリンピックやICT教育に関する事項は共同で担う方針が示された。さらに、教育委員会教育長が新たに五十嵐俊子氏として任命され、同日付で就任したことが伝えられた。
選挙管理委員の新たな就任も報告された。廣瀬誠委員長や副委員長の大澤禎子氏を含む新体制が3月31日付で発足した。
また、令和2年度の議長交際費の支出状況も報告された。前崎敏彦区議会事務局次長によると、令和2年度の支出合計は51万6,557円で、前年度と比較して大幅に減少している。執行率は33.67%にとどまっており、件数も前年の半数以下に減少した。
その後、臨時会の招集について協議が行われた。次回の臨時会は5月24日に予定され、幹事長会メンバーや副幹事長が招集の署名を行うことが決定された。また、議会運営に関する諸問題も継続協議とし、今後も確認が行われることとなった。
須田賢議員からは、祝電の送付についての提言があり、議長がその対応を報告した。過去の決議に基づき、祝電送付は禁止されている中で、厳重注意がなされたことが強調された。
幹事長会は次回、4月26日の議会運営委員会終了後に再び招集されることが決まった。その際にも継続的な課題について議論が行われる予定である。