令和2年6月15日、渋谷区役所で幹事長会が開催された。
出席したのは、10人の議員であり、開会は午後1時30分だった。
会議では主に、会派から提出された意見書についての協議が行われた。
まず、意見書の内容について自民党の丸山高司幹事長が言及した。
彼は、授業料の半額免除や学生への現金給付、返還期限の免除についての提案があり、国の補助が期待されるため、意見書の提出は適切ではないとの見解を示した。
さらに、国が153億円を投入予定であり、大学の学費免除が進む可能性を指摘した。
シブヤ笑顔の田中匠身幹事長も意見を述べ、学生の経済的事情に関連しない文言が含まれているとの懸念を示した。
彼は、国の支援は限定的であることを踏まえ、文言修正を条件に支持の可能性を示唆した。
公明党の沢島英隆幹事長は、意見書の内容には賛同できないとの立場を取ったが、立憲民主党の治田学幹事長は賛成の意を示した。
また、れいわ渋谷の堀切稔仁幹事長や鈴木建邦議員も修正次第で賛成する意向を確認した。
一方、意見書は最終的に全会一致には至らず、五十嵐千代子幹事長は取り下げる方針を明らかにした。
この後、別の意見書についても意見交換が行われたが、参加者の間で意見の不一致が目立つ結果となった。
最後に、その他の議題では、次回の幹事長会については追って通知する方針で、出席者からは異議が出なかった。
会議は午後1時39分に散会となった。