令和5年9月13日、渋谷区役所で幹事長会が開催された。本会での議論は人事案件に関する重要な内容が多く、出席者は活発に意見を交わした。
初めに、丸山高司議長が人事案件について協議を始めた。自由民主党の一柳直宏幹事長は提案に同意したが、立憲・国民の小田浩美幹事長は、前副区長に関する要請が返答されていないため、進行を「保留」にすることを表明した。公明党の久永薫幹事長、維新の星野愛幹事長は同意し、共産党の田中正也幹事長は、「人権侵害の問題があるため、次の副区長の同意を受け入れるべきではなく、退席する」との意見を述べた。
次に、教育委員についても意見交換が行われた。一柳幹事長が提案に対し、「理解できる」と述べたのに対し、小田幹事長は「利益相反が疑われる」と警鐘を鳴らした。共産党の田中氏も倫理的な観点から反対の意向を明らかに。
その後、決算特別委員会の正副委員長人事についても議論が交わされた。現委員長の伊藤毅志幹事長が提案した岡田麻理議員が候補に挙げられ、立憲・国民の小田浩美幹事長は、佐々木由樹議員を副委員長に提案した。
次に、令和6年度議会費予算についても意見交換が行われ、各会派からは基本的に異議がないとの応答があった。最後に、その他の議題には、iPadの更新に関する説明が伴秀樹区議会事務局長からあり、会議は円滑に終了した。
全体を通じて、出席した議員らは意見を尊重し、それぞれの立場から建設的な議論を進めた。次回の幹事長会については後日通知されることが決定された。