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新型コロナ対策意見書案、幹事長会で取り下げ

渋谷区の幹事長会で新型コロナウイルス対策意見書案が取り下げられた。意見の異なりが影響。
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令和2年3月17日、渋谷区役所で幹事長会が開かれ、多くの議題が討議された。

主な協議事項は、共産党が提出した新型コロナウイルス感染症対策の意見書案および刑法の強制性交等罪の改正案についてであった。

新型コロナウイルス対策に関して、自由民主党の丸山高司幹事長は、「日々変わる状況に対処できる意見書にはならない」と発言し、提案には乗れないと強調した。さらに、リーマンショック時とは異なり、経済や社会の動きが一体的に影響を受けている事実を踏まえ、現時点では意見書を提出することの意味が薄れる可能性があるとの見解を示した。

これに対し、シブヤ笑顔の田中匠身幹事長は、「抜本的強化とは具体的に何か理解できない」と述べ、それに基づく修正の必要性を指摘した。一方、立憲民主党の治田学幹事長は意見書案に賛同の意向を示し、具体的な施策の重要性を認めた。私たちの会派も感染症対策の意義には理解を示し、最終的に全会派の合意が得られなかったため、提案は取り下げられた。

続いて、刑法の強制性交等罪に関する意見書案についても意見が交わされた。丸山幹事長は、「一地方議会から国への意見書は違和感がある」と述べ、今後の検討を尊重する姿勢を示した。田中幹事長は刑法改正の重みを考慮し、賛同を断念した。他の会派も同様の立場を取る中、立憲民主党だけが賛同の意向を示し、最終的な合意には至らなかった。これにより、こちらも意見書案は取り下げられることとなった。

その後、窓ガラス清掃の実施日程などの連絡がされ、次回の幹事長会については追って通知されることが決定された。全員が出席したこの会議は、約20分で終了し、次回の会合に向けた準備が進められることとなった。

議会開催日
議会名令和2年3月幹事長会
議事録
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