令和5年6月6日に渋谷区役所で開かれた幹事長会では、重要な議題がいくつか扱われた。
会議の冒頭では、議長の丸山高司氏から今日の議題が提示された。
最初の議題である「附属機関等の人事について」では、自民党や立憲・国民党など各会派からの人事案が発表された。自民党の一柳直宏幹事長は、渋谷区土地開発公社に中村豪志、岡田美保の二名を承認することを提案した。対して立憲・国民党の小田浩美幹事長は治田、桑水流を発表した。
次の議題である「議長会の要望事項について」では、給食費の無償化に関する意見が交わされた。小田幹事長が「独自に先行で無償化を行っている自治体もある」と述べ、賛同の意を示した。また、共産党の田中正也幹事長は、義務教育無償化の理念に基づく国の責任を強調し、必要な文言の調整を提案した。
その後は「会派控室について」の議論に移った。立憲・国民党の小田幹事長が、「部屋を二分することは受け入れられない」との意見を述べ、現行の控室の改修を求めた。議論の結果、第3応接室の使用が決定された。
会議の最後には、次回の幹事長会が翌日、6月7日に行われることが確認された。
この幹事長会は、議題間の活発な意見交換が行われ、今後の政策形成に向けた重要なステップとなった。