令和5年3月15日、渋谷区役所で幹事長会が開催された。
議題には幹部職員の異動、改選後の日程、意見書、条例施行規程、運用指針の見直しなどがあった。
伴秀樹区議会事務局長は、幹部職員の異動について内示を発表した。これについての質疑はなく、次の報告事項へと進んだ。
改選後の重要な日程が説明された。選挙後の手続きとして、4月23日の投開票日の翌日には、事務職員が当選議員に当選告知書を渡す。25日には当選証書付与式であり、その後、議会説明会が行われる。これに関し、質疑はなく了承された。
会派提出の意見書については、特に提出がなかったため、議長はこれを終了し、次の協議事項に移る。
次に、渋谷区議会の個人情報保護に関する条例施行規程について協議された。村山英樹区議会事務局次長が制度の全体像を説明し、質疑が行われた。特に堀切稔仁幹事長からは、電子的手続きに関する質問があり、今後は窓口対応が中心になるとの答弁があった。
続いて、政務活動費の運用指針の見直しが議論された。伴局長は、クレジットカードでの取引について規程を見直し、より柔軟な対応を可能にすると述べた。この提案に対して、田中正也幹事長から個別の運用方法についての質問があり、宛名の記載省略についても説明がなされた。最終的に運用指針の改正案は、次回持ち越しとなった。
報告事項では、次回の幹事長会の日程が決定され、質疑応答を経て、午後2時04分に散会となった。
渋谷区議会の今後の運営においては、個人情報保護の強化や政務活動費の運用について、さらなる検討が求められている。これにより透明性と効率性の向上が期待される。